ご挨拶
長谷山彰
大会委員長
慶應義塾長
本年も「Yokohama Keio Challenger International Tennis Tournament」が開催のはこびとなりました。世界から将来有望な選手たちが集う本大会を、1世紀以上の歴史と伝統をもつ庭球部を擁する慶應義塾において開催できますことを大変光栄に思います。今回で11回目の開催となります横浜慶應チャレンジャーは、前回男子シングルス優勝者であるクウォン選手をはじめ、過去の出場選手たちが世界でめざましい活躍をみせています。まさに「世界への登竜門」の名にふさわしい大会といえるでしょう。慶應義塾では、世界へ羽ばたく選手が活躍する大会の会場としての役割を果たすべく、より国際大会にふさわしい環境整備を行ってまいりました。更衣室を含むクラブハウスを建て替え、充実した施設の整備を行うとともに、コート全体が見渡せる設計のもと、最大1,500人の観客を収容できるスタンドをリニューアルいたしました。また、屋内外の照明設備の照度については国際基準以上を確保しています。出場選手の皆様が日頃の鍛錬の成果をいかんなく発揮され、横浜慶應チャレンジャーをきっかけに世界への道を切り拓いていかれることを願っております。また、本大会は庭球部の学生が主体となって運営しております。学業や練習と両立しながら創意工夫を重ね、一から大会を創りあげてきました。学生たちが文武両道を実践する「考えるアスリート」として活動することを誇りに思うとともに、これらの活動を多方面からご支援いただき、ご尽力を賜った関係者の皆様、特別協賛を頂いたミズノ株式会社様をはじめ協賛各社の皆様、慶應義塾を代表して心より御礼申し上げます。 日吉キャンパス蝮谷テニスコートで繰り広げられる数々の熱い試合を通して、テニスの魅力がより多くの方々に伝わる機会となることを祈念するとともに、日本テニス界の発展に寄与する大会となりますことを期待し、ご挨拶とさせていただきます。
伊藤公平
大会副委員長
慶應義塾大学体育会庭球部長
慶應義塾が2007年より主催してきたチャレンジャー大会が、関係者のご尽力とスポンサー各社のご支援により、「横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2020」として今年も開催されます。本大会の実現にご尽力頂きました関係者の皆さまと庭球三田会の皆様に心より感謝申し上げます。
本チャレンジャー大会では、世界のトッププレーヤーを目指して切瑳琢磨する若者の姿に直接触れることができます。ライジングスターたちの情熱と最先端のテニススキルを肌で感じてください。本大会の企画・運営の中心は慶應義塾体育会庭球部員と、大勢の学生ボランティアです。至らぬ点も多いかもしれませんが、学生たちは一生懸命に取り組みますので、どうか温かく見守ってください。大会グッズの販売や、様々な関連イベントの成功にどうかご協力ください。本大会が、日本のテニス界に刺激を与えるだけでなく、学生テニス界の発展にも大きく貢献できると確信しております。
栗岡威
大会実行委員⻑
庭球三田会⻑
昨年に引き続き、慶應義塾大学主催の「第11回 Yokohama Keio Challenger International Tennis Tournament 2020」と「第4回Yokohama Keio Challenger Womenʻs International Tennis Tournament 2020」を開催いたします。世界を目指す国内外の女子選手の登⻯門としてのITF大会も男子同様軌道に乗せることが出来たと思います。学生による手作りの大会ですが、毎年の積み重ねた経験を活かし全力で運営する所存です。関係者の皆様には変わらぬご支援をお願いいたします。
愈々今年はオリンピックイヤーとなりました。日本人の代表選手の活躍が期待されます。この大会にエントリーされる選手はオリンピックを目標にする将来性豊かな若者です。この大会を足場にパリ開催の2024年オリンピックやグランドスラム出場に繋がるよう大いにランキングを上げて欲しいと祈念しています。今年も選手の真剣で熱い戦いを観客の皆様に御覧いただきたいと念願しています。
なお今年はクラブハウスの建て替えが完了し、コート周りのスタンドも装いを新たに致しました。観客の皆様には従前ご不便をおかけしましたが、整った環境の中で熱戦をご覧いただきたいと思います。
最後になりますが、本大会にご協賛頂きましたスポンサー各社様、またご尽力を頂きました全ての方々に深く感謝申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。
坂井 利彰
大会ディレクター
慶應義塾体育会庭球部総監督
今年もスポンサー各社の皆様、関係者の方々にご協賛を頂きまして、『横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2020』を開催する運びとなりました。学生が主体的に運営する大会ということで、学生たちの創造力、チャレンジャー精神を生かし、より一層魅力ある大会にしていきたいと思っております。私達は、2007年から男子大会を開催して参りましたが、当時は錦織圭選手も世界ランク100位入りを果たしていませんでしたが、当日は本大会を経由して添田豪選手、伊藤竜馬選手、杉田祐一選手、ダニエル太郎選手、西岡良仁選手、内山靖崇選手など数多くの日本男子選手が世界トップ100入りを果たしたことは大会主催者としてこの上ない喜びです。また、海外選手もフランスのエルベー選手のように本大会を経由してウィンブルドンダブルス優勝者となり、数多くの選手がグランドスラムやオリンピックなどで活躍していることを目にすると、ここがトップ世界への扉となっているのだということを改めて実感しております。また次世代のトッププレイヤー、トップカレッジプレーヤー、トップジュニアがこの大会を登竜門として世界に羽ばたき、本大会が日本テニス界の発展に寄与していくことを心より期待しております。最後になりますが、今大会にご協賛及びご協力をいただきましたすべての関係者の皆様に心より御礼申し上げます。